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コラム

ジャズライブに行ってきました

掲載日:2015.07.01


 ジャズフュージョンライブに行ってきました。友人が属しているアマチュアバンドのライブセッションです。土曜日、午前中に3人のコーチングをお引き受けして、その後電車に飛び乗り札幌でのライブに滑り込みです。私が着いた時には2階席を合わせて50人ほどのホールはすでにほぼ満席で、空いていたのはど真ん中の前から2番目の席だけでした。そこに身をすべり込ませるとほぼ同時に、最初のバンドの演奏が始まりました。音が私の体に直接ぶつかってくるようなそんな席でした。私の体も楽器になったように振動します。響きに身をゆだね共に響きながら、心地よく五感が解放されていくようなそんな体験でした。
 友人のバンドは3組目でした。友人はキーボード担当です。私の席からは、その指使いまでよく見えます。イキイキとした彼女から繰り出される音、オト、おと・・・。幸せそうに弾みながらそこにいる彼女を目の当たりにして、私も文句なく幸せな気持ちになりました。
 彼女は札幌で母子家庭をしていたころからの友人です。離婚をして子どもを保育園に預けて働くシングルマザー同士、助け合いながら子どもを育ててきた仲です。彼女はいつも人に優しく、ともすれば自分を後回しにしてでも他人を優先するような人でした。彼女にはたくさん助けてもらいました。
 そんな彼女も子ども二人が独立し、自分の生活さえ賄えばいい状況になりました。そんな折、お給料は決して良いとは言えませんが正社員として10年近く働いてきた会社を去年辞めました。社長によるセクハラとパワハラで辞めざるを得ない状況に追い込まれたのです。母子家庭の母は(厳密には彼女も私も子どもが扶養から外れたので、寡婦と呼称されますが)生活がかかっている上に今どき正社員の身分は貴重なので、かなり辛い状況でも我慢をします。そんな彼女の足元を見透かし、やりたい放題の社長だったようです。私も昔同じような体験をしたことがあります。本当に卑怯な男たちです。
 その会社を退職後彼女はハローワークに通い続けましたが、50歳を過ぎた女性への正社員の仕事は皆無といっていい状況でした。正社員への道が拓けるとしてやっと入った会社はブラック企業でした。世界の一流国ニッポンは、母子家庭のみならず一度ドロップアウトした人間にはまともに働くチャンスさえ与えられないのが相変わらずの現実のようです。この社会は、どれほど多くの真剣に仕事を求めている人たちの気持ちをくじいていることでしょう。
 彼女は今、割り切ってコールセンターで働いています。収入面で足りないので仕事を2つ掛け持ちするつもりで午後から夜までの時間帯で頑張っていますが、いざやってみると8時間電話を取り続ける作業はかなり疲労するそうです。彼女はどんなことにでも一生懸命だからいつも誠実に電話対応をしているのでしょう。疲れはなおさらだと思います。この上もう一つ仕事を増やすのは、50代半ばの身にはきついと思います。
 そんな彼女が「これからは自分のことももっと大事にしていきたい」と若い頃に好きだったキーボードを再開しバンドに入ったと聞いた時、私はそれは彼女にとってとてもいいことだと思いました。
 仕事で疲れていても家でキーボードを練習したり休日に仲間と演奏をすることが、今の彼女を支えているようです。好きなことがあるから、困難な状況も乗り越えていくエネルギーとなっている。音楽が今の彼女を支えていることが、弾みながら演奏している彼女から伝わってきます。どんなに厳しい状況の中でも、好きなことを持っているって大事なことだと思います。
 先日のセミナーの時にも、何時間もかけて毎回参加してくれるMさんが「私、楽しいこと、自分の好きなことをどんどんすることにしたの!」って報告してくれました。Mさんはセミナーの前日はサザンのライブに行ってきて、ワクワク感をセミナーに運んできてくれました。年末はドリカムのカウントダウンライブだそうです。
 いいね!いいね! みんな好きなことをしようよ!ハッピーになっている人は周りにもハッピーを伝染させていくんだから。 幸せを感じている人は、他人に意地悪なんかしない。他の人も幸せになってほしいって、自然に思える。だからみんな、自分をハッピーにしようよ♪ そこからきっといいことが始まるよ。
 私の友人にも、彼女の誠実さや優しさが活かされる仕事が早く見つかることを祈っています。彼女にとっても雇用先にとっても良いご縁が繋がりますように…☆