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コラム

マルチな才能に恵まれている人が、自分のことを「ダメ人間」と感じていた

掲載日:2018.01.23

今回も、昨年ご縁ができたクライアントさんの体験談を掲載させていただきます。
彼女の体験談が、そしてそれに続く私のコメントが、
どなたかの今の気づきに役立つことがあればうれしいです。

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紀代子さんとの出会いは、カウンセリングサイトでした。
出産後に両親の過干渉な関係が今まで以上に苦しくなってきていて、
藁にもすがる思いで電話致しました。
私の両親はダメだしが多くて過干渉気味で、私は大人になってからも、怒られることも多く、
それが少しずつ私の心にこんなにも強く影響を与えていたと、
紀代子さんとのセッションを通してよく分かりました。

私の両親たち自身も親との関係が辛かったのだと気づいたことで、
私の気持ちを伝える際も、「お母さんたちも辛かったんだね。」と気遣うことができました。
そのことで両親との関係は非常に良くなり、いろいろとハッキリと伝えたにも関わらず、
両親とは今ではいきいきと関われるようになりました。

今でもカチンと来ることはありますが、今までのように心にドーンと響いて、
一日気持ちが重いまま続くということはなくなりました。
人と関わるということは、嫌な時もいい時もあって、
それが普通なんだと実感として分かった感じです。
問題は、その言葉に自分の気持ちが左右されないことなんだと、
セッションを通して理解することができました。

驚いたことに、これが夫や義実家との関係や親戚・友達関係、子供との関係にも効果を発揮したのです。
嫌なことは嫌だと、相手の気持ちを逆なでせずに伝えることができるようになるのって、
こんなに大事なことなんだと痛感しています。

今まで私は、人に許せない発言や行動があると絶対に許せなくて、
でもそれを伝えることができなくて我慢してしまい、
それが苦しくて終了した人間関係がいくつもありました。
それは、それが自分のなかに怒りのマグマとなってたまっていたと、セッションで知りました。

両親や学校、職場で自分の言い分をうまく伝えられずに、
聞いてもらえなかったり、誤解されたりという経験から、
言いたいことをあきらめる癖がついていたことが影響を与えていたようです。

紀代子さんにメールで、その時感じた怒りを「今日、こんなことに怒りを感じた!」と、
WORDに数千字書き殴り、何回か送ってしまったこともあります。

紀代子さんに「大変だったね。」「うまくできたね。」「みんな、失敗ってあるものよ。」と声をかけて頂くたびに、
つぶれていた自己肯定感が膨らんで元気になって行くのを、感じました。

そのうちに、怒りを感じた時に、WORDに怒りの内容を書き起こそうとしても、書けなくなってきました。
怒りがプスプス…と音を立ててしぼんでいく感じになったのです。

今まで、ものすごく大きく怒りを感じていたことが、
遠くの彼方の小さな点のようになったのを感じるようになったのです。
そして、日常生活がすごく楽になって、人から「表情に余裕が出ましたね。」と言われたり、
子供と一緒に笑うこともかなり多くなりました。
昔、様々な人から言われたむかつくことを思い出す時間が減ったからだと思います。

自分の本来持っている力を取り戻すためには、第三者の力も必要だと、
このセッションを通じて実感しました。
どうしても抜け出せない不調のスパイラルにはまっている時には、
特に自力で這い出すことは難しいです。

紀代子さんご自身も挫折に負けず、一生懸命生きてきた人だからこそ、
その言葉に力があるんだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・(以上、体験談)


昨年の秋頃、初めて彼女と話した時、彼女は自分のことを「ダメ人間」と何度も言っていました。
自己肯定感がほとんどつぶされ、実の両親や義理の両親・親族など身近な人たちとの人間関係に苦痛を抱え、
発達障害のある子どもさんの子育てにも混乱している様子でした。

あまりに混乱が強いので、最初は毎週のセッションを提案し、彼女もその必要性を理解してくれました。
実の両親との関係、義理の家族とのこと、子どもさんのこと、など、一つずつ整理していきました。
話していくにつれ、私は彼女の理解力の速さに驚くことになりました。

彼女は、私が伝えた知識やアドバイスをもとに自分の言動や受け止め方を即座に柔軟に変え、
翌週には次の課題に取り組める状況に立っていて、その変化の速さに私は毎回驚きました。
子どもさんのことも、ちょっとした関わり方を私が伝えるとすぐに試してみて、
一番に子どもさんが安定し、そして彼女と子どもさんとの関係も安定していきました。

その後の数回のセッションで、彼女が多方面の才能に恵まれている人だということもわかりました。
特に私が驚いたのは、「脳の取扱説明書」ともいわれるNLP(神経言語プログラミング)を、
本を読んだだけで自分のものとして感情のコントロールに使っていたことです。
多くの人が何十万円も、時に百万円近くも使ってワークショップに参加して、
それでも身に着けることが難しいNLPを、独学でいとも簡単に使いこなすとは!・・・驚きました。

また、彼女とはスカイプでセッションをしていますが、そのアイコンが素敵な絵でした。
とても心が安らぐというか癒しのエネルギーを感じる素晴らしい絵だと私は感じました。
聞くと、それは彼女が描いた絵でした。
私がその絵についての感想を伝えると、「そう言われれば」と、
彼女の絵は「病院にも飾られて喜ばれている」ということも教えてくれました。

理解力抜群で、NLPを使いこなし、語学にも堪能で、絵の才能もある。
こんなマルチな才能を持っている人が、自分を「ダメ人間」と思って自己否定に陥っていました。

彼女曰く、自身も発達障害があるということでした。
話してみると、彼女が「ダメ」と思っている部分が私ととても似たところがあって、
「診断は受けていないけれど、私は自分がADHDだと思っているのよ」と伝えると、
そこから二人で「ADHDあるある」で盛り上がったりしました。

私自身が「できないこと」や「ダメなところ」があっても工夫しながら生活していることを伝えると、
彼女は「それでいいんですね!」とみるみる元気になってくれました。

人間は凹凸があるから人間であり、「凹んでいるところが大きければ才能も大きい」と私は思っているので、
「私たちは才能に恵まれているとも言えるのよ」と、私は彼女に持論を展開したりしました。(笑)

その言葉を受けて彼女は、苦手なことは道具やシステムを使ったり、人に頼ったりするようになりました。
子どもさんのことは療育関係にもつながり、専門の人からアドバイスを受けられるようにもなり、
子どもさんに関しての彼女自身の精神的安定も増していきました。

また、身内との関係だけでなく、ママ友などとの関係も、良い関係を築けるようになっていきました。
回を重ねるごとに、彼女の声が明るく弾んでいきました。

彼女は、知識を扱う思考領域は抜群の優秀さです。
決めたことはしっかりとやり遂げる意志の強さも持っています。

セッションが始まって4か月。
ここからは、彼女が意思や思考でコントロールしていた「感情」へのアプローチに関して
次のステージに進もうと思います。

彼女の苦手とする領域ではありますが、ここをクリアしていけば、
ムリに感情をコントロールしなくても、感情そのものに大きく振り回されることがなくなりますし、
そもそも他人の言葉を否定的に受け止めることが格段に減るでしょう。
そうすれば、生きることがもっとずっと楽になると思います。

苦手な分野へのチャレンジを、彼女は了解してくれました。
勇気ある彼女のこれからが、とても楽しみです。