お勉強をしています

掲載日:2015.04.29


 桜が真っ盛りですね。(北海道の皆さんは、ですけど。)
私は4月から毎週日曜日に札幌に講義を受けに行っています。1コマ1時間45分を一日3コマ受けています。大半が大学教授の講義です。久しぶりに長時間座ったままの聴講なので、いや~疲れます。大学生の苦しみ(?)がわかりますね。私は決して安くはない研修費を払って自ら好んで講義を受けていますが、大学生は好きでもない講義をこんなに長時間受けなければならないなんて、拷問にも等しいかもですね。
 この研修、主催団体への申し込みのプロセスから誠意が感じられなくて、「あまり期待できないかも」と感じました。でも、今私が学びを進めたいことなので、残念だけれど期待値を下げて受講することにしました。『3コマのうち1コマでも「聴けて良かった」と思えるものがあれば良しとしよう』と自分に言い聞かせての受講でした。
 そして残念ながら私の予想は当たりで、本当に3コマのうち良いと思える内容は今のところ1コマ程度です。他は講義内容に深みがなくて、ひたすら眠気に耐える時間です。特にひどいのは、パワーポイントで30年前の資料を出して「最近の動向は・・・」と堂々と講義をする『元○○大学教授』という方々。そういう人に限って、恥ずかしげもなくパワーポイントに『○○大学名誉教授』と大きく自ら記載しています。まあ事実そうかもしれませんけど、自分で言うなんて私なら恥ずかしいな。
 余談ですが、友人の近所に越してきた人の話を思い出しました。その方は引っ越しのあいさつに来た時に、『元中学校校長』という肩書を載せた名刺を差し出したといいます。「だから何?」って感じですよね。しかもそのご夫婦は友人の話によると、自分の家の前のゴミを友人の敷地内に掃き出したり、敷地内の雪を道路に出したりと、教育者どころか住民としてどうなの?というような自分勝手な振る舞いが多い夫婦だそうです。
 すべてが当てはまるとは言いませんが、『昔の肩書にしがみついている人はロクな人がいない』というのが私見です。(失礼!)
 話を講義に戻します。という訳で、私の貴重な時間を3分の2は無駄にしているという悔しい現実があります。でも、3分の1の『聴けて良かった』があるので、何とか頑張っています。そのような先生方には、講義の後で質問に行きます。どなたもとても快く答えてくださいます。参考文献を教えていただいたりして、更なる学びを深めていくことができます。これがあるから、他は捨ててもいいかと思えます。
 そんな生活を始めているので、日曜日のクライアントさんには他の曜日にセッションを変更してもらっています。みんな気持ちよく理解を示してくれて、私のクライアントさんたちには本当に感謝しています。
 そしてそんな生活のため、今私はかなり時間に追われています。基本真面目なので、講義の予習復習をしますし関連書籍を購入して読み込んでいます。時間が足りなくなって、月に2回細々と続けていた英語のレッスンもしばらくお休みすることにしました。
 気持ちに余裕を失いそうになりますが、ラブとの触れ合いや季節の瑞々しさを感じることは大事に過ごしていきたいと思っています。