年末年始は

掲載日:2022.12.20


2022年ももうすぐ終わりますね。
みなさんは今この時期をどのように過ごしていますか?
そして年末年始はどのように過ごす予定ですか?

私はいつも年末年始には仕事関係以外の本をゆっくり読みたいと思いながら、
毎年ギリギリまでセッションをして、追われるように新年を迎え
あまりゆっくりと休めなかったというパターンを繰り返してきたように思います。

今年はそのパターンを変えようというきっかけをクライアントさんからもらいました。

クライアントさんによっては「今日は紀代子さんの話を聞きたい」ということもあります。
そんな時には、「話のどこかがその方の役に立てれば」という思いと共に私の話をすることがあります。

そんなセッション中のおしゃべりタイムの流れの中で、
私が最近「この人の考え方やスタンスが好き」と感じている人の名をあげました。
すると次のセッションの時に、名前を挙げた二人の対談本があるということを
そのクライアントさんが教えてくれました。

そのクライアントさんはものすごい読書家で、たぶん私の10倍は本を読んでいる人です。
読書家であり読む速度も速い彼女が「すんなり読めない本でした」と言っていました。

私のお気に入りの二人は全く違う分野の人であり、雰囲気も
A氏は大事な物事を明確にわかりやすく伝えてくれる人、
B氏はまさに「揺らぎながら」思索を深めていく人、
私の印象では「太陽と月」のような違いのある二人です。

その二人に接点があって対談本を出しているということが私には驚きであり、
同時に「リスペクトしている二人」が対談していることを嬉しく思いました。

しかも、それが読書家の彼女をしても簡単には読み進められない本だなんて、
きっととても深い内容なんだろうなと思うと、メチャクチャ「読みたい!」と思いました。
彼女とのセッションが終わるとすぐにアマゾンで注文し手に入れました。

ということで、「年末年始はこの本を読む!」と11月中に決めました。
じっくりとその本と向き合うために「1週間は休もう」と決めました。
12月29日~1月4日までお休みすることを決めました。

11月下旬から12月の初めにかけて、クライアントさんたちに
早々に年末年始のお休み予定を伝えました。

以前はクライアントさんの求めに応じて年末ギリギリまでセッションをしていましたが、
私が休むと決めて日程を伝えると、クライアントさんたちはそれを前提に予約を入れてくれました。
私が決めればクライアントさんたちもこうして心の準備をして対応してくれるんだと改めて感じました。

安心してお休みを取るために、今週は大掃除ではなく中掃除週間です。
セッションの合間にはとにかくお掃除と休み中に食べる料理の準備です。
少しお正月気分を味わうために、オーガニックの冷凍食品を3つ注文してあります。
あとは自分でせっせと調理して冷凍しておきます。

そうすれば、1週間ほぼ何もしないでのんびり過ごせます。
猫が2匹いるのでお掃除は毎日しなければなりませんが、
クイックルワイパーをさっとかける程度なので問題なしです。

今年出した年賀状で「年賀状じまい」のご挨拶をしたので、
毎年100枚近く出していた年賀状の準備を今年はしなくて済みます。
それだけでもこの時期の負担が軽くなったことを感じます。

「年賀状が来なくなったら淋しい」という人もいますが、
私はそうは感じないので全く問題なしです。

今週めいっぱい掃除と料理を頑張って、
来週前半までセッションを心を込めてして、
後半から1週間のお休みに入ります。

私はこうして年末年始のお休みを楽しみにしていますが、
そんな心境に無い人たちのことが心にかかります。

来年は、ウクライナの人たち、そしてメディアで取り上げられていない国の人たちも含めて、
一日も早く安全の中で安心して暮らせる世界になることを祈ります。
世界がこれ以上戦いの方向に進まないことを祈ります。

そして、この日本でも、沖縄の人たち、今も続く水俣、原爆の被害で苦しんでいる人たち、
いろいろな事情で日本に身を置く外国人、ブラック企業で働かざるを得ない人たち、
いじめや虐待を受けている子どもたち、コロナ渦で苦しんでいる人たち、
様々な被災者や被害者たち、LGBTQの人たちなどなど、
いろいろな立場の人たちの気持ちや生活や生き方が尊重される社会になるように心から祈ります。