精神科医療への希望

掲載日:2020.11.10


先月下旬に受けた1週間のトラウマケアのトレーニングは、
すでに身につけてきたことや、クライアントさんとの関係から
私自身が学び取ってきたことが多く含まれていました。

私としては、費やした時間やお金や労力の20%程度が
新たな学びの価値だったような気がしています。

それでも、その20%の新たな学びやスキルは、
身につけているか否かによって、
クライアントさんには気づかれないほどの小さな違いではあっても、
これからのセッションの質に影響すると思うので、受けてよかったと思います。

しかも、今回のトレーニングは、3年間で6回コースの1回目なので、
これからまだまだ大きな学びが得られると期待しています。

次回は来年の5月です。
その時には、世界はどうなっているのでしょう。

まだ新型コロナウィルスに大きく影響を受けているとしたら、
次回もまた講師が来日できずオンラインになる可能性もあります。

どんな方法になろうとも、その日まで、
私たちは仲間と一緒に自主トレーニングに励みます。

ということで、やる気のある全国の仲間たちと、
それぞれの仕事の合間を調整して、
オンラインでの自主トレーニングを始めています。

こうしてみると、コロナの影響でオンラインでのセッションに違和感が無くなった私たちは、
本来であれば自主トレーニングも対面で地域の近い人たちとしかできなかったはずが、
地域の枠を越えて自由に自主練ができるというメリットもあると気づきました。

「オンラインにうんざり」と思っていましたが、
「オンライン・メリット・いいね!」というところです。

また、新たに仲間になった人たちに関しても、
私には嬉しい発見がありました。

今回はオンラインだったので、なかなか全員とは親しくなれませんでしたが、
それでも私が一番驚いたし希望を感じられたことは、
精神科医がかなりの割合で参加メンバーになっていたことです。

普段、私のもとには、精神科や心療内科で話も聞いてもらえず薬だけ処方されたり、
逆に精神科医の心無い言葉に傷ついて、
精神科医療に不信感を抱いてくる人が少なくありません。

そのような現状に憤りを感じていた私ですが、
今回新たに仲間になった人たちと接して希望を感じました。

日本全国には、この仲間たちのように
本当に患者さんのために力になりたいと思っている精神科医がいる。
それは、日本の精神科医療の希望だと感じます。

これまで私は、精神科医療の力を借りたいと思っても、
信頼できる医師を知らず、クライアントさんに紹介することもできませんでした。

しかし、これからこの仲間たちと信頼を重ねていく先に、
必要な時にはクライアントさんに精神科医を自信をもって紹介できるようになるかもしれません。
そう思うと、とても嬉しく感じます。

単なる勉強好きのオタクか、本当に人柄も良い信頼できる人かは、
これから3年間をかけて見極めていきたいと思います。

1週間お休みを取ってトレーニングに参加するということは、
その間はセッションをお受けできずクライアントさんにもご迷惑をかけるし、
トレーニングの前後にセッションが集中するため私自身もかなり疲れますが、
それに余りあるステキなこともあったし、これからもありそうで、
大変なことも含めて楽しみながら学びを重ねていこうと思います。