メンタルのしんどさが体に出ました

掲載日:2022.08.16


数日前から、右の太腿が痛いです。
皮膚の下がヒリヒリ痛いんです。
ず~っとヒリヒリ痛くて、時には激しい痛みが走ります。

ネットで調べてみると、神経障害性疼痛や帯状疱疹という可能性がありそうです。

持病や過去にかかった病気による影響や、
極度の疲労やストレスも原因に挙げられています。

でも、病気はあまり当てはまらないし、
今は申し訳ないくらいストレスのない生活をしているので、
「心当たりはないなぁ」と思いましたが、
よくよく生活を見直してみると、「疲労」は当てはまるかもです。

セッションという仕事を始めとして自分としては好きなことばかりしているので、
ストレスとは思っていませんでしたが、かなり忙しい日々を過ごしてはいます。

余談ですが、先日セラピストの研修仲間で話をしていた時に、
「私、仕事が大好き」と言ったら、「本当ですか?」と驚かれました。

「え、セッション好きじゃないの?」とこちらの方が驚きました。
臨床心理士・公認心理士として日々クライアントさんたちと向き合っている人たちが、
単なる「仕事」としかとらえずに「こなしている」ことを知って、ちょっと悲しい気持ちになりました。

もちろん、クライアントさんと向き合う仕事は「楽しい」とか「らくちん」ということではありません。
自分の感性を十分に開いて、そして集中して、大切なことに耳を澄ませる。
それは、素晴らしい刀を作る「刀鍛冶」のような真剣勝負の仕事だと私は思っています。
いい加減な気持ちではできない、自分のすべてを使って行う「やりがいのある仕事」だと思っています。

かと言ってセッションの時間はいつも大真面目な訳ではなく、
泣いたり笑ったり、時には大きな気づきが起こる感動的な時間でもあります。
クライアントさんの希望で、ただおしゃべりをするだけの時もあります。
そんな時にも私は「クライアントさんのための時間」という意識を常に持っています。
クライアントさんと共に過ごす時間が、私は好きです。

話を戻しますね。

セッションの他に、学ぶことも大好きなので、
オンラインで海外の優秀な講師の研修を受けられることもうれしくて
いくつかの研修を並行して受けています。

仕事や勉強ばかりでなく、テニスも楽しんでいます。
正直に言うと、「仕事」と「勉強」と「テニス」だけしていられたら、私はちょー幸せ♪

でもこれに家事が加わるので、それは「ちーん…」かな。(笑)

更に今は畑仕事が加わり、小さな庭なのに作物に追われています。
インゲンやミニトマトやキュウリなどなど、毎日採らないと、
トマトは割れてしまうし、インゲンは種になっちゃうし、キュウリはズッキーニになっちゃうし。

そう、これが一番大変かもしれません。
一人暮らしでは食べきれずご近所さんにも食べていただき、
それでも毎日食べごろになる野菜に追われ、
それらを冷凍保存するためにせっせと保存処理をしています。
これがけっこう時間がかかります。

そんなわけで、毎日毎日とっても忙しいです。

もちろん夜は副交感神経を優位にするために
ゆっくりとご飯を食べテレビを観たり好きな音楽を聞いたり、
ぼけ~&だら~っと猫たちとリラックスして過ごしていますが、
昼間が濃厚すぎて交感神経が過剰活性しているかもしれません。

もしかするとちょっと忙しすぎるかもしれませんね。
身体はそういうことにシグナルを出してくれているのかもしれません。

あとはね、今、性的トラウマ治療の勉強もオンラインでしています。
これがけっこうメンタル的にキツイかもです。
性被害の話は、吐き気や嫌悪感、怒りや悲しみ憤りなど様々な感情を刺激されます。

外国人講師は大事なところを濁したりせずはっきりと言うので、
ミラーニューロンが発達して共感能力が高い私にとっては、
けっこうダメージがあります。

それでも、実際に被害に遭った人たちのことを思えば、
私はそこを乗り越えて、
彼女たちが人生を立て直すお手伝いができるようになりたいと思っています。

意識ではそう思っていますが、
気づかないところでけっこうメンタルがしんどいのかもしれませんね。
もう少し自分に優しく思いやりを持って過ごす必要がありそうです。

更に、私の気持ちに一番ダメージを与えたことが、最近起きました。

知り合いが「性加害者」として逮捕されました。
親しかったわけではありませんが、色々な勉強会でよく顔を合わせていました。
コロナが流行る直前の研修会では、ランチを一緒におしゃべりしました。

その彼が、性的加害者として逮捕されたなんて。
大筋で容疑を認めているということは、誤認逮捕じゃないんだ。

いろいろな感情が湧きおこり、そして混乱しています。
ここには書けないほどの心の状態です。
このショック状態は、もうしばらく続くでしょう。

こうして書いてきて、気がつきました。
私は普通の人以上に自分の健康や自律神経の安定に気を配って過ごしています。
頑張り過ぎたら、これ以上は負荷がかかり過ぎだと自分で気づき、
たとえギリギリであろうと、調整できます。

その私が許容量オーバーになって体調を崩したのは、
「知り合いが性加害者として逮捕された」という想定外のことが起きたことが理由でしょう。

その事実は、私が思っている以上に私の心身にダメージを与えたようです。

本当に右太腿が痛いです。
ずっとヒリヒリピリピリ痛くて、時々激痛が走ります。

昨夜、以前に帯状疱疹にかかったことがある札幌の妹に電話で聞いてみると、
妹も全く同じように最初は体の特定の部位が痛くなり、その後に皮膚に湿疹が現れたと言います。
妹は点滴を打ちましたが、大切な用事に参加できないほどダメージがあったそうです。

隣町に住む別の妹は、たしか帯状疱疹で入院したことがあったと思います。
「侮るなかれ、帯状疱疹!」です。

昨夜は痛みで眠れませんでした。
今日あさイチで病院に行こうと思ってネットで確認したら、
私のお気に入りの皮膚科はお盆休みでした。
しかたなく別の皮膚科を受診しようと思ったら、市内の皮膚科すべてが「お盆休み」でした。

出ました~!
私の恐怖の「ゴールデンウィーク」「お盆」「年末年始」!!!
「病院が一斉にお休みになる」という恐怖の現実に直面してしまいました。

やっていたとしてもお盆明けで激混みの総合病院の内科に行こうか、
それとも自分の免疫機能を信頼して自力で乗り越えるか。

まずはいったん、自分のメンタルを立て直し、整えましょう。