永遠に生きるかのように学ぶ

掲載日:2022.10.25


毎年5月と10月に1週間ずつの研修トレーニングを3年間で終了する。

その3年目に入りました。
ただ今、研修トレーニングの真っ最中です。

今回は3年目=上級コースの前半となり、
来年5月のGWに開催される上級コース後半を受けて終了となります。

4年前にこの研修トレーニングの情報を受け取った時に、
「今から3年もかけるなんて私は生きているだろうか?」
「研修は終えられたとしても、その後活用できるだけ生きられるだろうか?」と
そんな長丁場の研修を受けるかどうか大いに迷いました。

それでも「心の痛みやトラウマ治療に有効な
世界最先端の知識や技術が学べるチャンスだ!」と思い、
希望者多数の選考を乗り切り、
当初は対面のはずだった研修がコロナでオンラインとなり
そのため不慣れなITシステムを冷汗をかきながら何とか駆使できるようになり、
時差にヘロヘロになりながら、
やっと3年目の上級前半までたどり着きました。

我ながらよく頑張っていると思います。

年齢が近い友人たちとは頭や体の老化が話題となります。
以前は当たり前にできていたことがスムーズにできなくなり、
疲労回復にも時間がかかるようになり、
本を読んでもなかなか頭に入らなくなってきました。

それでも「年を取って頭に入らなくなってきた」と嘆いてそこで止まるよりは、
「だったら頭に入る努力をしよう」と頑張りたい私です。

一回読んで頭に入らなければ、二回三回と読んでいくだけです。
時間と労力は若い人の何倍もかかります。
だからいつも時間が足りません。

その頑張るモチベーションの原動力は、
やはりクライアントさんの存在です。
彼女たちに、「これまでの分以上に幸せな人生を歩んでほしい」
「今よりもっと満足感や納得感のある人生を歩んでほしい」
私の願いはそこに尽きます。

薬によるアナフィラキシー症状である「スティーブンス・ジョンソン症候群」で
大学病院に緊急入院した前科(?)があるため、
新型コロナウィルスのワクチンは選択の余地なく「打てません」。

コロナ感染に限らず、
いつ死んでもおかしくないお年頃となりました。

それでも「学び続ける意欲」は衰えることはありません。

常に「明日 死ぬかもしれない」という思いが心の片隅にあります。
それでも、それだからこそ、私は今を精いっぱい生き、前に進んでいきたい。

「仕事」も「学び」も「楽しみ」も、全部堪能したいです。
相変わらず欲張りな私です。

「明日 死ぬかのように生き、
永遠に生きるかのように学ぶ」

そんな境地の私です。