Amazon Kindleでの「自分の人生を生きる」の購入方法・岡本太郎・同期

掲載日:2018.03.20


申し訳ありませんが、今回も私の本のことなので、興味のない方はパスしてください。

何人かから、「本を読みたいけれど購入方法がわからない」と連絡をもらいました。
私も電子書籍って買ったことがなかったので、初めは戸惑いますよね。
そこで、今回は私でもわかるように丁寧に(?)購入方法の説明を試みます。
これでもわからなかったら、遠慮なくご連絡ください。

以下、パソコンでの操作方法です。
(Amazonのアカウントを持っていない人は、まずアカウントを取得してくださいね。)
Amazon のサイトを開き、「すべて▼」というところをクリックするとカテゴリーが出てきます。
その中の「Kindleストア」を選択し、私の本のタイトル「自分の人生を生きる」を入力し検索してください。
私の本が表紙の写真と共に出ます。
そこから「1clickで今すぐ買う」ボタンを押すとダウンロードができます。
その前にKindleの電子書籍が初めての方は、そのページの上のほうに並んでいるバー
(左端から「kindleストア」「kindleを購入」などと並んでいるバー)の右端にある
「kindle無料アプリ」をクリックして、ダウンロードしてください。
これで、「kindleタブレット」を買わなくてもパソコンやスマホで読めます。

以上、本を読んでくださる方には大変お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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≪ここからは、先日の1週間の東京滞在の様子を少しお伝えしますね。≫

主目的は、日本で著名な講師陣によるワークショップに参加することでしたが、
合間に、行きたいところに行き、会いたい人に会ってきました。

行きたかったところは、岡本太郎記念館です。
私は美術や芸術はあまりわかりませんが、岡本太郎さんのことは、その心意気や生き様に惹かれます。

今まさに大阪万博時の「太陽の塔」が再現されるという旬の情報も知らずに訪問したのですが、
館内展示がそれになっており、図らずも詳しく知ることができました。

雨の中の訪問だったので、人影もまばらで、ゆっくりとその空間を堪能することができました。
太郎さんの自宅兼アトリエだったその空間に身を置くと、
太郎さんを感じられるようで少しドキドキしました。
太郎さんの実物の作品を見ていると、改めて彼は「愛の人」だったことを感じました。
とてもピュアな愛の人だったことが、いくつもの作品から伝わってきました。

何度も東京に行っているのに、これまではタイミングが合わず訪問できませんでしたが、
今回は願いが叶ってうれしかったです。
(ガチャガチャで太郎作品の新しいフィギュアをゲットできたことも、うれしかった!)

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会いたかった人は、全日空時代の同期です。
千歳空港のグランドスタッフとして働いていた私たちは、数年に一度千歳で同期会をしています。
東京と道内と、6人ずつ同期がいます。

商社マンと結婚した一人以外、東京在住の同期たちは全日空社員と結婚しているため
無料航空券で来ることができるので、同期会はいつも千歳で開催しています。
ところが、そのうちの一人が人工透析を受けることになり、同期会に参加できなくなりました。

彼女が北海道に来られないなら、「私から会いに行こう」と、今回連絡しました。
彼女はとても喜んでくれました。
週に3回、火木土が透析の日で、「翌日はいつもぐったりなので、月曜日がいい」
と言う彼女に合わせて、東京在住の同期たちと一緒に月曜日に会いました。

ホテルのランチバイキングでしたが、食べることよりもしゃべることに夢中で、
私たちは3時間半止まることなくしゃべり続けました。
(付き添いで来ていた彼女の夫が、隅の席で静かに笑っていました。)

透析が始まってまだ1年なのに、彼女の両腕には手術のあとがたくさんありました。
血管が詰まってしまうので、それを開く手術を何度も受けているとのことでした。
週に3回透析に通うだけでも大変なのに、痛々しい腕の傷跡を見ると、
彼女の日常がどれほど大変かがわかります。

頭がよくて仕事ができて、その上料理が上手で、着物の着付けもでき浴衣まで縫ってしまう人でした。
「彼女にできないことは無い」と思わせられるようなスーパーウーマンでした。
昔何でも出来すぎたから今何もできなくなってしまったのかな、なんて思うほど、
今の彼女の日常は人の手を借りなければ成り立たなくなっていました。

一番悔しく辛いのは彼女自身だろうなと、明るく元気にふるまっている彼女を見ながら感じていました。
「また会おうね」と握手をして別れました。
また会いに行こうと思います。

私自身も、彼女とは比べようもありませんが橋本病を抱えています。
すぐに疲れてしまうので、例えばワークショップ後の懇親会に誘われても、
昼間を元気に過ごすことで精いっぱいなため、たいていはお断りをせざるを得ません。
今回のように東京へ行っても、帰ってきた翌日はほとんど活動できず体を休めています。
こんな体で残念に感じることも多いですが、この病気は
昔、他人のことばかりして自分の体を大事にしなかった私への
神さまからいただいたブレーキだと思っています。

彼女が抱えているであろう残念さは、私にも少しはわかります。
今私ができることは、毎回の透析の針がスムーズに入って、
これ以上彼女の腕が傷つかないことを祈ることくらいです。
彼女の辛い日々に、多くの喜びがあることを祈ります。